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僧帽弁閉鎖不全症 形成術 手術が終わり目覚めた日 2021年6月8日

手術を終え翌朝ICUで目が覚めたときのこと

ベッドに寝かされてる私。

少し体のどこかを動かしたのかも・・・

「あ、hanaさん目が覚めたかな?」

と、看護師さんが言ったような気がして、ぼんやりした頭で薄っすら目を開けると、

「hanaさん目が覚めましたね。今は6月8日の朝5時ですよ。」

と、優しい声がしました。すると間もなく、

「挿管チューブ抜きますね~」と看護師さん。

人工呼吸器のチューブを抜かれたようです。

だけど、抜く瞬間のことは全く覚えてません。まだボーっとしてて、またスーッと眠りに落ちたようでした。

チューブを抜くときって、苦しいのかな?とか痛いのかな?とか、手術前は不安に思っていたけど、そこは全く気にする事ではなかったです。

私は一度未明に目が覚めかけたらしいです。
「鎮静剤でもう少し休んでもらってました」
みたいな感じのことも看護師さんが言ってたような気がします。

目が覚め、少しづつ状況を把握し始めてくると、

『あ、そーだ、これから手術だよ・・・』

と、頭に浮かんだけど、

『あ、手術、終わったんだ・・・』

と、自分の状況からすぐに気がつきました。

ちなみに心臓外科手術の場合は、手術後すぐに麻酔から目覚めさせず、人工呼吸器もつけた状態でICUに移動するそうです。

患者の体の状態をみて計画的に目覚めさせるのだそうです。体を休める意味もあるのだろうか。

なんか本当にすごい大手術を受けたんだね・・・私。

静かでないICU~ベッドでエックス線写真

目が覚めたとき、私のベッドの位置はICUのナースセンターの真ん前に置かれていて、ちょくちょく誰かしらやってきます。

また他の患者さんのベッドに向かうICUのスタッフの動きも見えたり聞こえたりするので、ICUって結構にぎやかです。

ICUとは重症患者さんがいる集中治療室なので、もっと静かなのかと思ったけれど、実際はあちこちからモニターの機械音がしてるし、看護師さんなど医療スタッフも思ったよりたくさんいて、パタパタ忙しそうに動いてます。

なので、静かとは程遠く、病室の方がずっと静かだなと思った。

夜はもちろん消灯して薄暗いけど、ちょこちょこ看護師さんが私の様子や点滴をみにきてくれていたようで、その度に何度か目が覚めました。

担当医のM先生も来てくれたと思うけど、そのとき自分がどうしていたのかあまり覚えていません。術後の痛みやなんかでまだハッキリしていない状態だったのかもしれないです。

覚えているのは、私の身体中がたくさんの管で繋がれているということ。酸素マスク、ドレーン、あと痛み止めの点滴、尿道カテーテル、心電図、他もあったかわからない。

点滴は麻薬だといってた気がする。薬品の名前は見たけど忘れました。モルヒネなのかな。

痛みに我慢できなかったら自分でカチカチと点滴量を一瞬増やせるとのこと。痛みを逃してくれるようでした。

何度かカチカチと量を増やして痛みを逃したけど、その後その副作用により苦しめられることになるとは、このときはわかってません。

あとそういえば、ベッドに寝たまま胸のレントゲン写真を撮りました。

手術後のICUの様子は、そんなこんなであまり細かく覚えてられませんでした。

なんせスマホも手術前にスーツケースに入れて預けてしまったし、筆記用具も何も持ってこられないのだから記録なんてできなかったしね。

ただ、朝も昼も夜も真夜中も、看護師さんは小まめに様子を見にきてくれたり薬を投与してくれたり。

こちらが言わずとも、「水飲みますか?」と水を持ってきてくれたり、体位を変えてくれたり、他にもいろいろとこちらが要望する前に先回りして気づいてやってくれるのです。

看護師という仕事とはいえ、手厚い看病に本当に感謝感謝でした。

人生60年生きてきた私ですが、ICUに入るのも初めて、こんな大手術を受けたのも初めてでした。

でもICUでの集中治療は至れり尽くせりで、私だけでなく夫も安心していられたと思います。

ICUで手術後初めての心臓リハビリ

今朝5時に目覚めたばかりなんだけど、夕方頃だったかな。

「こんにちは、hanaさん。ICUリハビリ担当の理学療法士○○です。どうですか、ちょっと起きてベッドに座ってみましょうか。」

『とうとう来た?!ICUでもリハビリやるとは聞いてはいたけど、手術後から24時間も経ってないこんな状態でも本当にリハビリするんだ・・・。』

体のいたるところから管が出てて、いろんなものに繋がっているんですよね。酸素マスクもつけてるし。

しかも体調よくない。気持ち悪いし。(手術後なのだから当たり前ですけどね)

言葉は優しいけど、有無を言わせない感じが伝わってきた。気持ち悪くて起き上がりたくなかったけど、看護師さんがたくさんの管を持ってくれたりサポートしてくれて、なんとかベッドから足をおろし、ベッドに腰かけることができました。

目覚めた日の夕方が、心臓リハビリの初日となりました。想像してたよりも早かった。

バイタルチェックも欠かしません。血圧と血中酸素濃度も細かくチェック。

『ベッドに座れたから、今日のリハビリはきっとここまでだよね・・・』

と思っていたら、

「おー!大丈夫そうですね!じゃあ今度は、ベッドサイドに立ってみましょうか。」

『え?!まじですか?!』

話し方も雰囲気も優しそうなお兄さんなのに、グイグイと有無を言わせない雰囲気と、乗せ上手な感じがあります。

「じゃあ立ってみます・・・」

と、しぶしぶ私は従いました。のせられるタイプだね、私も。

たくさんの管に引っかからないよう気をつけてヨロヨロと立ちあがりました。看護師さん達の手がそれを助けてくれます。

実際は管がたくさんで、立ちあがるときも不安で、ヨロヨロしていたと思います。腰が曲がったお婆さんのような姿勢で点滴棒につかまってなんとか立てました。

時間的にいうと、手術終えてから22時間後くらいでしょうか。

「おー!すごい!手術の翌日とは思えませんね。そしたら今度は5mくらい歩いてみましょうか。」

這えば立て立てば歩めの親心・・・みたいな感じです。まいったなぁ。

「じゃあ、歩いてみます・・・(言いなりになるしかありません)笑」

歩き出すまで、またたくさんの管を持ってもらいながら、数人のIUCスタッフをお供につけて、私はソロソロとゆっくり4~5mくらい歩いたのかな。

そこから折り返してベッドに戻ってきました。たった数mの距離なのに、すごい疲れました。

覚えている範囲ですが、ICUでの初めての心臓リハビリの様子でした。

心臓の手術をした翌日に歩くなんて・・・と思うけど、早く歩かせた方が回復が早いのだといいます。

日常の生活を送れるように、心臓の回復に合わせてリハビリを頑張らなくてはいけませんね。

がんばろ。。

ICUの中でベッドの位置が変わる

ICUの中での心臓リハビリができたからか、手術からの時間経過とともに心配がなくなったからか、ナースステーションの真ん前に位置していた私のベッドは、少し遠い位置に移動です。

隣りの隣りくらいかな。もちろん看護師さんの手厚い看護は変わりませんよ。

その位置に来て少し落ち着いたころ、看護師さんがテレビを持ってきてくれました。

ICUでテレビ観られるんだ~知らなかったわ!

ICUへの持ち物に「イヤホン」が入っていたのは、これだったのね!とこのとき納得。

なんか手術前のときは気持ちも落ち着かず聞かずじまいだったな~。

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心臓内膜症のMICS手術日・・・2021年6月7日今年の3月に急変した私の心臓。たくさん受けた検査の結果から、僧帽弁閉鎖不全症とわかり、血液の逆流があり私は重度3との診断を受けました。(退院時の説明では、手術直前は重度4になってたそうです・...

特に見たい番組も、興味をそそる番組もなかったけど、テレビを観ているとだいぶ気分転換になりました。

他の病院はどうなのか知りませんが、私の入院したS病院は、ICUに持ち込めるもの、というかICUに持っていくものが決められてました。

手術日の翌日の様子でした。

 

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